2021/12/11

スペイン語検定4級合格☆

やったね!6, 5級を飛ばして受けてみたけどなんとかぎりぎり合格。

勝因は残り一ヶ月半ほどであわててこなした大量の動詞活用を中心とした問題集。

『スペイン語力養成ドリル2000題』と『スペイン語検定対策4級問題集』

5年後には、スペイン語でもボランティアガイドの活動が少しづつできるよう勉強を続けます。


2021/11/23

2021.11.23 京都4日目最終日。宝ヶ池・実相院

 ■鴨川~宝ヶ池

紅葉ラン18km。初日より木々が赤く色づいていて華やか。








■実相院

市街中心地から少し離れていて紅葉の穴場とあったので行ってみる。開山は1229年。応仁の乱の戦火を逃れるためここに移築されたとのこと。実相院も門跡寺院(皇室一門や公家が出家して住職を務める寺院


庭園は2つ。裏山を背にした池泉式庭園。



そして、波を表わすという木のオブジェが3つ置いてある『こころのお庭』と呼ばれる石庭。石庭は遠くの比叡山が借景となっていて美しい。



今回の京都紅葉めぐりはこれで終了☆

2021/11/22

2021.11.22 京都3日目。京都八百一本館・THE BREAD

あいにくの雨。

今日はおいしいパンを買ってきてホテルでゆっくり過ごそうかねと思い、お気に入りの『Walder』へ行ったら閉まっていた。がーん。ここは山椒・黒豆・沢庵など和の素材を使った変わったパンが多く、特に山椒のを母親へ送ろうと思っていたのに。

しかたなくgoogle mapでよさそうなパン屋を調べ、歩いて10分のところに外国人がこの辺で一番のデリとレビューしているところへ行ってみる。烏丸御池の『京都八百一本店』という成城石井のようなスーパーの一角にある『THE BREAD』。栗とりんごのフランスパンを選んでスーパーでミニトマトを買う。



ホテルのラウンジでのんびりし、夜は京都の友人Markとタイ料理の『三条パクチー』へ。Markはアメリカ人でこのあいだ京都の大学院の修士課程を終了した。今は就活をしてるんだけど大阪にあるアメリカかフィリピンの領事館で働きたいのだそう。へー!

緊急事態宣言が解除され、京都の夜も活気がもどっている。木屋町にある立ち飲みに連れて行ってもらう。隣りになった3人のブラジル人と話した。大学院でそれぞれ地殻環境工学・医療情報学・心理学を研究しているらしい。日本は大学の研究費が削られて大変だよね。と言ったら首をふって、いやいや、ブラジルとは比較にならないほど恵まれているよ、のだそうだ。

2021/11/21

2021.11.21 京都2日目。南禅寺・水路閣・瑠璃光院・鞍馬寺・由岐神社・北野天満宮もみじ苑

 ■南禅寺・水路閣

予約制の瑠璃光院に10:45に予約を入れているのでその前に南禅寺へジョギングがてら写真を取りに。


通訳案内士試験の勉強でやったが、南禅寺は臨済宗の京都五山・鎌倉五山の上に置かれる別格扱いの寺院。日本の全ての禅寺の中で最も高い格式を持つそうだ。

とても古くずっしりと荘厳なお寺。湯豆腐が有名なのは、水がきれいでおいしい豆腐ができるのと京都の出汁文化が理由のようだ。


南禅寺の脇を通る琵琶湖疏水の水路閣。

ホテルにもどるときに岡崎にあるCheer Up!というお気に入りのパンやさんできなこのベーグルとキャラメルナッツのパンを買う。今日の朝ごはんにするのだ。

帰って着替えをし、バスで瑠璃光院へ向かう。

瑠璃光院には行く予定ではなかったけど、きのう大原に行くバスから見えて念のため予約サイトを見てみたらたまたま今日の10:40-11:00の回に1名空きがあったので電光石火の勢いで予約を入れたのだった。

瑠璃光院のある八瀬という場所は、矢背とも記されるように壬申の乱で背中に矢傷を負った大海人皇子(天武天皇)が八瀬の釜風呂で傷を癒されて以来、平安貴族や武士たちに好まれたとのこと。

瑠璃光院の数寄屋造りの書院の2階に上がると、ああこれが…と感嘆の声をあげてしまう光景。黒い机に反射した窓の外のもみじ。

こんなに絶妙なグラデーション出すのはどんな工夫があるのかと調べたら、庭師が桂離宮、修学院離宮の庭やパリ・ユネスコ本部の日本庭園をイサム・ノグチと共に作られた佐野藤右衛門という名跡とのこと。そうでしょうそうでしょう。



書院の2階以外にも瑠璃光院の名前の由来となった美しい苔の庭など、やはり名だたる人たちが出入りする場所というのはお金もかかっているし美の完成度のレベルが違うと感じた。

拝観料は2000円だったが簡単な写経セット(お手本と紙とオリジナルのかわいいボールペン)と書き置きの御朱印込みだった。


何気なく見上げた額に犬養毅の名前を見て仰天する。産業立国。


瑠璃光院の脇を流れる高野川。もう少し下流の鴨川デルタで鴨川と合流する。



■鞍馬寺・由岐神社

瑠璃光院から叡山電車で鞍馬へ。鞍馬寺は駅からちょっとした登山だと聞き、ランニングに使う体力を残しておきたいのでケーブルカーでお寺の近くまでのぼる。

鞍馬寺は一風変わったおもしろいお寺。宗派は鞍馬弘教といい戦後に天台宗から独立した宗教で神代以前からの古神道や陰陽道、修験道等の山岳宗教の要素も含まれているとのこと。



本堂の前の円状の金剛床は、宇宙のエネルギーを受けるパワースポットらしくたくさんの人がここで両手を広げて写真を撮っていた。

鞍馬天狗に育てられた源義経が、平家との戦いで活躍するも結局は兄に疎まれ平泉で自害するという話も、ここがその鞍馬か…としみじみとする。


鞍馬寺から駅までは歩いて下りることにして火祭りで有名な由岐神社に寄る。940年朱雀天皇の詔により京都御所の北方にあたる鞍馬に御所から遷宮されたのが由岐神社。

遷宮の際、鴨川の葦で松明を作り、篝火を焚いて御遷宮の行列が行われたのが火祭りの起源とされているとのこと。大きな杉の木があった。


■北野天満宮もみじ苑・ライトアップ

北野天満宮の敷地内にある豊臣秀吉が防塁と鴨川の堤防として築いた御土居沿いのもみじ苑。350本のもみじがライトアップされていて圧巻。





入場料が1000円かかるが、受付で和菓子をいただきもみじ苑の出口手前の休憩所で温かいお茶を配っているのでしばらく座って休めてありがたかった。

寒かったので猛烈にラーメンが食べたくなり天一へ。単品はおまけでアイスコーヒーがついてきた。うれしいね!



2021/11/20

2021.11.20 京都1日目 大原三千院・宝泉院・勝林寺・実光院・後鳥羽天皇・順德天皇大原陵・寂光院

紅葉を求めて京都へ。東京で楽しむとはまったくちがう紅葉を見に。

■三千院

8:30の三千院の開門に合わせ7時にホテルを出て京都バスで大原へ直行。

三千院ってなあに?お寺?神社?

三千院は門跡寺院といって代々皇族が住職だったお寺。 もとは8世紀、最澄が比叡山延暦寺を建てたときに梨の木の下に結んだ庵が始まり。平安後期には皇族が入寺するようになったとのこと。最澄なので天台宗だね。

三千院の名の由来は「一念三千(いちねんさんぜん)」という天台宗の教えから。心のわずかな働き(一念)の中にも、この世のあらゆる要素(三千)が備わっている、という意味。

朝の寺院は射し込む光もすがすがしく気持ちのよい散歩。






平安時代の往生来迎院という小さいお堂の釈迦三尊像が印象的だった。

阿弥陀如来像はふっくらとしていて、脇侍の観音菩薩と勢至菩薩が正座から少し腰を浮かせた大和坐りという姿勢になっている。いつでも往生する人を迎えにいけるようにということらしい。



お堂の中の壁は、当時色鮮やかな極楽浄土が描かれていた。(展示室の復元画)

やさしいお顔の阿弥陀如来さんに連れられてこんなにきれいなところへ行けるのなら死ぬのも怖くないと思えそうだよ。


■宝泉院

つぎは宝泉院。1994年JR東海「そうだ京都行こう」のポスターになった額縁庭園と血天井で有名なお寺。額縁庭園は左に樹齢800年の五葉松、右手は竹林越しに大原の山並み。




拝観料800円にお菓子と抹茶代が含まれていて、額縁庭園を見ながら一休み。人も多いけど一服したらみな次の人に席をゆずるのでストレスはなし。


もうひとつ有名なのが血天井。関ヶ原の戦いの前に、伏見城で徳川家の家臣300人以上が自刃した。供養のためにその血に染まった伏見城の床を剥がし、いくつかの寺院の天井の板としておさめた。

すごい発想だな。。知らずに行ったので供養とはいえぎょっとした。天井のしみは、言われてみれば、ハイ・・・となるくらい。


■実光院

実光院は入り口に不断桜が咲いていますと書いてあったので紅葉と満開の桜が一緒に見られるのかと入ってみたが桜は一部咲きくらいでちょっとがっかり。

でも声明(仏教の賛美歌と言われる)の練習に使う聲石という石でできた楽器が置いてあって叩くことができた。ちゃんと音階になっていたよ。小さな鉄琴のようなきれいな音。


庭の向こうに見える山はなんだろう。比叡山の方角ではないし。聞いてみたら翠黛山(すいたいさん)という名前だった。



■勝林寺

昔はこちらが大原の中心だったそう。


浄土宗をひらいた法然が1186年に天台宗の招きで浄土宗について高層たちと問答をした。法然は高僧たちの質問に明確に答えたのでみな信服し3日3晩念仏を唱えたという。

このときあみださまが手から光明を放ち法然が正しい証拠を示したことから「証拠の阿弥陀仏」と呼ばれている。


写真だと見えにくいけど、ここのあみださまの手からはお堂の入り口まで紐が伸びていてお参りに来た人はあみださまとつながることができる。すてき。

■後鳥羽天皇・順德天皇大原陵

すぐ近くに後鳥羽天皇・順德天皇の陵があった。山科の天智天皇の陵を通ったときも思ったけど関東に住んでいると歴代の天皇がこのように葬られているというのも知らなかった。

後鳥羽上皇や順徳天皇なんて承久の乱の人たちだよね…すごい。気が遠くなる。だから京都は好き。



■寂光院

聖徳太子が母をとむらうために創建したと伝わる。『平家物語』で有名になり、平清盛の娘・建礼門院が終生を過ごしたことで知られる。

建礼門院は1185年に壇ノ浦の戦いで助けられ、都に戻され出家。その後、寂光院の傍らの小さな庵で滅亡した平家一門と子の安徳天皇を思って日々を過ごした。

境内には、平家物語にちなむ庭園があり祇園精舎の鐘もある



この写真きれいに撮れたのでこのカップルに送ってあげたい。

印象深かったのはこじんまりとしつつもかっこいい門。



寂光院を出ると、門前に簡素なつくりのお漬物やさんを発見。


しば漬けの元祖が寂光院なんだそう。いくつか試食をしたらうす塩でやや酸味もあり母親の好きそうな味だったので、すぐきと柴漬けと梅干しを買った。

レターパックで送ったらすぐきを気に入ったようで次回からの指名となった。やっぱりのう。しかし店舗がここだけなので今後は通販を利用するかな。

寂光院から大原バスターミナルへの道。さとやま。



ホテルに帰り、鴨川経由で宝ヶ池までジョグ。秋色の鴨川。


宝ヶ池についたら日が暮れた。






夜は立ち飲みのココロで夕食。ここの店長さんは酔客の扱いに慣れており、絡むような人にはすぐさま関西らしい遠慮のなさでイエローカードを出すので一人でも安心して飲める。そして焼き鳥と刺し身があるのでついつい足が向いてしまうのであった。




帰化

 帰化するって英語でなんだろうと思って調べたら、naturalizeだって。へー!意外。